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🧶 育てて、奪う命〜小学3年生のカイコ飼育Vlog〜 八王子市楢原小学校

執筆者の写真: ジョウコクちゃんジョウコクちゃん

2024年12月20日(金) NHK BS放送『ミニドキュメンタリー

育てて、奪う命〜小学3年生のカイコ飼育Vlog〜』で

八王子市楢原小学校が紹介されました。


生糸をとるため品種改良されたカイコは人間が育てないと生きられず、

命を奪わなければ糸がとれない。カイコを育て、その命を奪うまでを

体験した小学3年生の映像飼育日記が紹介されました。


命を育て、命を奪う──。かつて養蚕業で栄えた八王子市には、

小学3年生がカイコを育てる体験授業があります。


生糸をとるために品種改良されたカイコは目が退化し人間が

桑の葉を与えないと生きられず、繭のまま羽化する前に

命を奪わなければ糸をとることができません。カイコを自宅へ

持ち帰り、3週間、愛情を注いで育てる様子を子どもたちが

自ら撮影。カイコの成長と心境の変化。カイコが糸を吐くと

別れの時がやってきます。きれいな糸をとるにはカイコが繭を

破って羽化する前に命を奪わなければなりません。

カイコがきれいな繭をつくれるように自分たちの手で筒の中へ

移動させ、冷凍庫に入れなければなりません。最後にカイコが

つくった繭を筒から取り出します。


「カイコを育ててカイコを冷凍して死んじゃうのは悲しかった」と

小学生は語りました。

自分たちが育てたカイコの糸でランプシェードを作りました。

糸をとり終えた子どもたちは自分たちが育ててカイコの死骸を

目にしました。

「2時間巻き続けても足りないくらいの量の糸をカイコが出し続けた

のはすごいな」「みんなで育てたカイコを殺してしまうのは悲しかった

けどランプシェードになってまだカイコはいるから」と語っていました。














 
 

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